第2章
〜省略〜
訳:ここからは全年齢ver.に差し替えております
省略ナシver.はコチラから
〜省略終わり〜
〜省略〜
訳:ここからは全年齢ver.に差し替えております
省略ナシver.はコチラから
〜省略終わり〜
そのまま食器洗いを2人で片付ける。皿を洗いながら、俺は心の中で自分に言い聞かせていた――あと少し耐えれば1人になれる。そうして皿洗いが終わった。このまま廊下を渡りトイレに直行して、この高ぶった状態をなんとかしようと。
「ねえ、優」
不意に凪が声をかけてきた。えっ、今?心臓が跳ねる。タイミングが悪すぎる。聞こえない振りをするか迷うが、振り返るのは無理だ。だって――今、絶賛勃起してるんだよ。とりあえず顔だけ振り向く。
「何?」
精一杯平静を装って返事をしたつもりだが、声が少し刺々しくなった気がする。
「……あっ、いや……なんでそんなに睨むの……」
え?睨む?俺、そんな顔してたか?
「ごめん、ちょっと急いでてさ。なんだ?」
少しでも場を和らげたくて言葉を付け加える。とにかく嫌われたくない。だから意を決して振り返る。――けど、どうしてここの服はこんなにピッチリしてるんだよ。今、この瞬間、ここの施設を恨むことしかできない。
「いや……ご飯の時、優が睨んでたから……私、何か悪いことしちゃったかなって思って……ごめん、変なこと聞いて」
凪が少し目を伏せて呟く。彼女の声には、どこか申し訳なさそうな響きがあった。涙目になりかけている顔を見て、胸がぎゅっと締め付けられる。ああ、こうなることも彼女は前から言ってたな――素直に物を言うのが苦手で、素直に物を言うと泣きたくなるって。
「いっ……いやっ……えっと……美味しそうに食べる……なぁって……」
口から出てきた言葉は自分でも驚くほど情けなく、たどたどしいものだった。いや、待て、なんだこれ?もっとマシな返し方があっただろうに。動揺しすぎて、完全に頭が真っ白だ。必死に平静を装おうとしたけれど、声が震えているのが自分でも分かる。
「……へぇ」
凪は不思議そうな顔をして、じっと俺を見つめた。目を細めるその仕草に何か意図があるのかと思ったが、結局分からない。俺の言葉が予想外だったのか、それとも何か別のことを考えているのか――とにかく彼女の反応が気になりすぎて、思考が完全に停止してしまう。そして、ほんの一瞬目を伏せた後、意を決したように顔を上げる。その視線が、なんだかいつも以上に真剣で、俺の心臓がドクンと跳ねた。
というか、服がピッチリなのは俺だけじゃないな……と気づいた瞬間、つい目線が自然と顔より下に落ちてしまった。そのピッチリとした服が凪の体に張りついていて、細身のラインがくっきり浮かび上がって――いや、やめろ、そんなところを見ちゃダメだ。
……でも、一瞬だけだ。ほんの一瞬だけ、と思った矢先、その目線の先で柔らかな曲線が視界に飛び込んできた。肌に密着した布地のわずかな動きや、その隙間から見えるささやかな陰影……
――あっ
慌てて目線を顔に戻す。だが、頭の中にはさっきの光景がしっかりと焼き付いてしまっていて、どうにも忘れられない。しかも、その一瞬の行為が自分の中でどれだけ大胆で理性を欠いていたかを思うと、全身に変な汗がじわじわと浮いてくる。
気づけば自分の思考をさかのぼり始めていた。……そういえば、トイレでアレの用を足すとき、俺は何を考えていたんだっけ?いや、もっと言うと、彼女以外のことを考えてどうやって足していたんだっけ?もう思い出せない。最近は、全部彼女のことで頭がいっぱいだ。
さっきだって――そう、さっき抜いたとき。俺の頭の中にあったのは間違いなく、彼女だった。ただの記憶じゃない。あの光景に自分の妄想を5億倍も盛り込んで、勝手にもっと……いや、もっともっと大胆な姿を思い描いていたんだ。